祝儀のマナーを知ろう

祝儀とは

祝儀のマナーというのは、誰もがご存知の通り、結婚式などの慶弔の際、招待してくれた人たちに対して贈る金銭のことですね。皆さんにもっともなじみが深いのは、やはり結婚式での祝儀だと思います。

 

元々、祝儀というのは日本独特の文化で、主催者を出席者が支える、という意味で使われてきました。アメリカやヨーロッパなどでは、パーティなどがあるときには完全に会費制が採用されていますから、祝儀という文化があるのは日本だけなのです。

 

祝儀というのは、いわゆる海外での会費のような意味合いを持っており、祝儀として受け取ったお金で招待客をもてなす、というのが通常の利用方法です。

ただし、最近ではこういった風潮が失われつつあり、たとえば祝儀でもらった金額よりも少ないお金で招待客をもてなしたり、逆に祝儀として包んだ金額以上のもてなしをしたりすると、どちらの意味でも招待客の方に対して失礼になってしまいますので、気をつけなければなりません。

祝儀を利用してもてなす意味

祝儀を利用して招待客をもてなす、というのが、通常の利用方法であると言いましたが、どうして祝儀以上のもてなしをしたり、祝儀以下のもてなしをするのが失礼に当たるのでしょうか。

 

まず、祝儀以下の金額で招待客をもてなした場合を考えてみましょう。招待客の方からしてみれば、祝儀は主催者側が自分たちをもてなしてくれるためのお金として使ってほしい、という気持ちから来ているものです。それなのに、主催者側にそのほとんど吸い取られてしまい、質の低いもてなしをされてしまうと、不機嫌になるのは当然のことといえます。

逆に、祝儀としてもらったお金以上のお金を使って招待客をもてなしたとしても、実は失礼に当たります。どうして?と思われるかもしれませんが、この場合招待客の方は「自分が贈った祝儀だけでは足りなかったのでは?」と、ぐるぐる考えてしまいます。

 

こういった気を遣わせないためにも、予算内でぴったり収まる程度のもてなしをする、というのが、祝儀を利用する上ではもっとも適切なのです。